Fattoria AL FIORE

9 Shiozawa, Hasekura, Kawasaki-machi
Shibata-gun, Miyagi, 989-1507, Japan

info@fattoriaalfiore.com

Fattoria AL FIORE

ぶどうは生き物です。
私たちがつくるワインも同じく生き物です。
なぜならワインには、酵母という小さな存在が生きているからです。
そのため、私たちは人と同じようにやさしい気持ちでぶどうにもワインにも接します。
同じ生き物同志、やさしい気持ちで接してつくったワインは、
飲む人にとってもやさしいワインになってくれるはずです。

Grapes are alive. Our wine is alive, too.
Its life comes from a small being called the yeast.
That is why we treat our grapes and wine gently, the same way we treat our friends.

We humans, as a fellow life form, create our wine with loving care. 
We believe that our wine will treat those who enjoy them in the same tenderly way.

2018 Releases

NECO
SERIES 2017

étiquette design by Ito design studio

NECOとは、イタリア語で、Nuova Esperimento ( 新しく実験的な試み ) COoperazione ( 協力 ) と、AL FIORE代表の目黒が一緒に住んでいる猫(NECO)を組み合わせた造語です。
目黒は、リストランテでシェフをしていた時から、畑や山で偶然に出会った猫たちを家族にしてきました。1匹1匹個性がある猫とワインの特徴を重ね合わせ、猫の名前をそれぞれのワインにつけています。ぶどうそのままの果実味とカラフルでポップな色合いをエチケットで表現しました。気の合う仲間や、心が温まる空間に寄り添い、なるべく多くの方に楽しんでいただきたいワインとしてリリースしています。

sola

※スパークリングワイン

段ボールに捨てられた仔猫たちの中、一匹だけ「僕も連れてって!」と着いてきた、ちょっとずる賢くて愛嬌のあるsola。猫たちのボスです。

デラウエアのキリッとした爽やかさと、solaの活発さやスマートさを表現するために、泡のワインにしました。じんわり広がる余韻と、金木犀やビールのようなほのかな香りをぜひお楽しみください!
渋谷さんのデラウエアを足で優しく踏み、3~5日かけて発酵後、バスケットプレスで絞り、フリーランのみを使用。酸を持たせるため、大野さんデラウエアは青デラを足しました。抜栓して泡が抜けた後でも美味しくお召し上がりいただけます。

価格:¥3,200-(税別)

アルコール度数:10.5%

生産本数:1224本

ぶどう:山形県南陽市、渋谷さんのデラウエア / 山形県高畠町、大野農園さんのデラウエア

momo

solaとAncoの娘。とっても 穏やかな性格で控えめな可愛らしいミケ猫です。

ワイン用ぶどう専門の揷し木の農家さん「Kosyu Vinyard」への感謝の思いを込めたフィールドブレンドのワインです。甲州の酸やボディーをベースに、マスカットベリーAのチャーミングな香りをのせました。ラズベリーのようなニュアンス、甲州由来の香ばしいパンのような酵母の香り、ゆっくりと伸びる酸と余韻もあるキリッとした泡のワイン。可愛らしくも落ち着きある味わいです。
甲州の果皮のえぐみを出さない程度にバスケットプレスでプレス。シャルドネの発酵液で順調に発酵させた後、マスカットベリーAのフリーランを足しました。

価格:¥3,200-(税別)

アルコール度数:11%

生産本数:1370本

ぶどう:山梨県勝沼町のKosyu Vinyardさんの甲州とマスカットベリーA

Genchi

レストランAL FIOREの近くのコンビニで震えていたGenchi。体も弱く、ゲンキな子に育ってねという願いから「Genchi」と名付けました。今では大の甘えっ子で食欲旺盛です。

2017年に初めて使用するぶどう2品種。同時期に仕入れたため、急遽一緒に仕込むことにしましたが、正直どんなワインになるか予想できませんでした。必ず良いワインになるはず!という直感で醸したワインは、マスカットとロザリオビアンコのレモングラスのような風味、旨味と少しの苦みを含んだ細長い余韻が続きます。偶然から生まれた必然的な美味しさをお楽しみください。
ネオマスカットとロザリオビアンコをそれぞれ約1.5週間、全房マセラシオンカルボニック後、バスケットプレスでプレスしアッサンブラージュ。タンクでシュルリー後、ボトリングしました。

価格:¥3,200-(税別)

アルコール度数:11%

生産本数:1225本

ぶどう:山形県南陽市、佐藤正雄さんのネオマスカット / 同、鈴木孝明さんのロザリオビアンコ

Cirol

猫を飼うきっかけになったCirol。知人から譲り受けた唯一血統書付きの真っ白のペルシャ猫。猫にはとても臆病なのですが、膝の上で寝るのが大好きな、人懐っこくて気品のある猫です。

色・香り・味わいともに少しエロティックで、優しく包容力のある女性をイメージさせるワイン。白くて大きな花のような香りと、グレープフルーツのような柑橘系の味わいがあります。少し乳酸飲料のようなニュアンスも。時間とともにさらに変化していくポテンシャルを感じます。ぜひキリッ!と冷やしてお楽しみください。
Cirolのイメージにあう品のあるワインを目指し、醸造のタイミングに入荷するぶどうを次々とマセラシオンカルボニックにして、タンクに重ねていった結果、できあがったワインです。

価格:¥3,200-(税別)

アルコール度数:10%

生産本数:1285本

ぶどう:山形県南陽市、海藤さんのロザリオビアンコ / 同、佐藤寛之さんのデラウエア/山形県高畠町、大野農園さんのレッドミレニウム / 山形県南陽市、佐藤正雄さんのネオマスカット

Anco

キジトラ猫のAncoはsolaのお嫁さん。娘momoの分のご飯も横取りしてしまうくらい食いしん坊でしたが、今ではすっかり落ち着き、甘えん坊な一面を見せるようになりました。

前年度に続き、醸しデラにチャレンジしました。今年も譲っていただいた風間利信さんのデラウエアは、しっかり糖度も上がり十分なポテンシャルがありました。デラウエア特有のタニックな感じと、穀物を含んだ華やかな香りです。余韻もぜひお楽しみください!
足で優しく踏んで発酵させ、Solaの搾りかすを30kg入れて、リパッソ。10日間醸した後にバスケットプレスでプレス後、バトナージュ。オリの旨味を効かせました。

価格:¥3,200-(税別)

アルコール度数:11%

生産本数:1316本

ぶどう:山形県南陽市、風間利信さんのデラウエア

hana

真冬にGenchiと同じ場所で困った顔で震えていたhana。人にはとても臆病で、いつまでも仔猫の様に可愛いらしい猫。そのため猫仲間には、子どものように大事に可愛がってもらっています。

前年度に続き、スチューベンを使用。昨年は揮発酸というビネガーの要素を骨格にして造り、今年はその揮発酸の要素をなくして醸造しました。代わりにメルローを足すことで、味の輪郭をつくりました。ハイビスカスや、ローズ、黒いベリーのニュアンスと、メルローのしっかりした味わいもぜひ感じてください。夏以降、変化していくワインです。
黒く完熟したスチューベンのみ使用し、1週間全房でマセラシオンカルボニック。その後、バスケットプレスでプレスして、早摘みのメルローのフリーランを足しました。

価格:¥3,200-(税別)

アルコール度数:11.5%

生産本数:1331本

ぶどう:山形県南陽市、風間利信さんのスチューベン / 山形県高畠町、大野農園さんのメルロー

Bucci

Bucciはmomoの妹。サビ柄の黒猫でちょっとブサイクですが、私たちには甘えるとっても可愛い子です。

ぶどうの表現方法やポテンシャルを実験しているワインです。まだまだ発展途上でどう変化するのかわかりません。みなさんと共有していきたいワインのため、テイスティングコメントはあえて詳述しませんが、味と香りに複雑さと奥行きがあります。
主にフリーラン(ぶどうの2番汁)を使っています。そして、ぶどうの副産物、別のワインで出たオリを、たくさんブッチのタンクに入れ、シュルリーもシュルリー! オリから出るたくさんの旨味成分をねらいました。

価格:¥3,200-(税別)

アルコール度数:11%

生産本数:1295本

ぶどう:山形県南陽市、大野農園さんのメルロー / 山梨県勝沼町、KosyuVinyardのマスカットベリーA/ 山形県南陽市、渋谷博之さんのデラウエア

FATTORIA
AL FIORE
SERIES 2017

étiquette design by Ito design studio

私たちのワイナリーを代表するフラッグシップシリーズです。
その年にできたぶどうを信じてベストなカタチを探求し、納得のいく味わいに仕上げたワインです。より手間ひまをかけてぶどうのポテンシャルや表現方法を探求し続けているシリーズとも言えます。NECOシリーズが気軽に飲めるフレッシュなワインに仕上げるのに対し、こちらはハレの日のワインとして、みなさまの特別な時にお召し上がりいただきたいワインです。
ラベルは、大地から芽生え、一輪の花を咲かせた後に種を落とす、生命の循環のイメージからデザインしていただきました。

Bianco

アンフォラで仕込んだネオマスカットとロザリオビアンコを混醸。手で圧搾しただけのブランドノワールのスチューベンにシャインマスカットをマリネしたワインをプレスしてアッサンブラージュ。異色なプロセスですが、その時のインスピレーションで仕込んだワインは、とても複雑味のある仕上がりです。

価格:¥3,800-(税別)

アルコール度数:10%

生産本数:1270本

ぶどう:山形県南陽市、風間利信さんのスチューベン / 同、鈴木孝明さんのロザリオビアンコ / 同、佐藤正雄さんのネオマスカット / 福島県福島市、佐藤則雄さんのシャインマスカット

Rosato

アンフォラの中で、除梗した果実のみを自重だけで潰して発酵させたワインです。酸化熟成の良さが、アンフォラによって程よく醸し出されています。
ぶどうのポテンシャルを最大限に見極め、畑での細かな選果や収穫、醸造に到るまで、すべて丁寧な手仕事だからこそ生まれた、穏やかで綺麗なワインです。

価格:¥3,800-(税別)

アルコール度数:11%

生産本数:1100本

ぶどう:山形県南陽市、風間さんのスチューベン

LIMITED EDITION

毎年リリースするシリーズ以外につくるEDITIONです。出会いやつながりは、自然なことであり必然なのかもしれません。私たちがワインをつくる動機は人、ぶどう、そしてさまざまなできごととの出会いです。LIMITED EDITIONには、これらの出会いへの感謝のメッセージを込めています。

Anniversary wine Piacere!

2018年5月発売開始
étiquette design by Yuki Imamura
※スパークリングワイン

「ピアチェーレ!」とはイタリア語で「はじめまして!」という意味です。
2018年夏にオープンするワイナリーの、アニバーサリーワインとして造りました。
原料のスチューベンは、以前青森県でぶどう農家を営み、現在は仙台秋保醸造所で働いていらっしゃる中村豊さんのご紹介で、青森ぶどう生産組合から仕入れました。ラベルは、石巻の「四季彩食 いまむら」の女将、今村由紀さんに描いていただきました。猫が7匹隠れていますので、ぜひ探してみてください。

除梗したスチューベンをそのままタンクに入れ、自重で潰れたフリーラン果汁のみで仕込んだ、贅沢な微発泡のワインです。通常のスチューベンよりも、だいぶ小粒だったため、しっかりピュアな旨味が抽出されました。フレッシュで心地よい酸味と、生き生きと軽快な泡が、春から夏にかけてぴったりです。還元からくるほんの少しのスモーキーさが、より複雑なニュアンスを持たせています。

価格:¥2,800-(税別)

アルコール度数:11.5%

生産本数:1997本

ぶどう:青森県産スチューベン

Friendship wine Sakura

étiquette design by sacco

2016年仙台秋保醸造所にて、Kunoh Wines のYuki NakanoとFattoria AL FIOREが協業で仕込んだフレンドシップワインです。Yuki Nakanoは現在、ニュージランドのDon & Kindeli Wines や、オーストラリアのSmallfry winesで醸造家として活躍中です。2016年から毎年夏、日本で醸造をするために帰国し、2016年は秋保で、2017年はグレープリパブックで共に醸造をしてきました。2018年は、いよいよFattoria AL FIOREにて醸造予定。お互いにさまざまな気づきやインスピレーションを共有できる、大切な仲間と造った特別なワインです。
ぶどうは、Rosso 2016やVerde2016と同じぶどうの、大野農園のメルローのみ。 丁寧に選果されたメルローを、一部だけ全房発酵で、残りは除梗した果実のみで、1ヶ月間のスキンコンタクト後に、バリックで6ヶ月間熟成。柔らかいタンニンと、程よい樽香のある非常にバランスの取れたワインに仕上がりました。

価格:¥3,800-(税別)

アルコール度数:11%

生産本数:280本

ぶどう:山形県高畠町、大野農園のメルロー

Local wine かもしかわいん

étiquette design by Maki Sato

かもしかわいん は、Fattoria AL FIOREの宮城県川崎町に対する感謝の想いから造ったワインです。果樹栽培の事例がほぼなかったにも関わらず、移住者の私たちがぶどうを栽培すること、そして2018年には町が所有する旧支倉小学校の体育館でワイナリーを立ち上げることを受け入れてくださいました。そして、いつも温かく見守ってくださる川崎町のみなさま。そんな町や人を想い、育まれたワインが「かもしかわいん」 です。カモシカは町のどうぶつ。ワインを「醸す」にも掛けてみました。
いずれは、この川崎町のぶどうを100パーセント使用してワインを造るのが目標です。ラベルは川崎町でふたりのお子さんを育てているお母さま、佐藤牧さんが描いてくださいました。

ぶどうは、Piacere!と同じ、青森ぶどう生産組合のスチューベン100%。
すべて除梗したスチューベンのフリーラン果汁をPiacere!に使用したのに対し、かもしかわいんは、Piacere!のプレスランを主に使用しています。控えめなタンニンと、スチューベンからくるフレッシュで心地よい酸。シンプルで、とてもバランス良く仕上がりました。

価格:¥2,800-(税別)

アルコール度数:11.5%

生産本数:1997本

ぶどう:青森県産スチューベン

CONTACT

ワインのご購入について、メール、電話にてお気軽にお問い合わせください。
また、「AL FIORE」ブログサイトでもリリース情報などを配信しています。

株式会社Meglot
宮城県柴田郡川崎町支倉塩沢9
9 Shiozawa, Hasekura, Kawasaki-machi Shibata-gun, Miyagi, 989-1507, Japan
+81(0)224-87-6896
info@fattoriaalfiore.com